大好きな画家山内若菜さんのオープニングイベントで舞踏仲間の佐藤ユリカさんと踊らせていただく機会をいただきました。
「牧場 放」は山内さんが最初に福島をテーマに描いた作品であり、ある意味彼女の原点ともいうべき作品でその作品の前でお出らせていただけるのはとても光栄なことです。
山内若菜さんの作品は一見シャガールのような牧歌的な感じを受けますが、ギャラリートークの話で彼女の絵には祈りというより絶望を希望に変える呪術的魂魄ともいうべき強いものがあると感じその想いを感じながら踊らせていただきました。
最初にアイヌの子守歌で佐藤ユリカさんに踊っていただきました。被覆支廠の守り猫、佐藤ユリカさんが胸に抱きしめて踊りました。
被覆支廠の守り猫を赤子のように抱いて踊る姿に山内さんはマリアを重ねられたとおっしゃっていただました。撮影:Chihaya T Watanabe
2景は私と佐藤ユリカさんのデュオ。クジラの鳴き声をベースに女性のヴォイスが重なる音でいのちの踊りを舞いました。撮影:Chihaya T Watanabe
3景は、私のソロ。私の踊りに山内さんは天女の姿を重ねてくださったようです。
撮影:Chihaya T Watanabe
山内若菜さんご来場いただいた皆様どうもありがとうございました。
撮影:Chihaya T Watanabe