【輪廻転生】《尺八と舞の宇宙》無事終了いたしました。ご来場いただきありがとうございました。

まるで、かぐや姫が今にも現れそうな素敵な古民家ギャラリー「かぐや」での舞台【輪廻転生】《尺八と舞の宇宙》演出:吉村桂充・構成制作:わのこころプロジェクト…上方舞友の会…無事終了いたしました。主宰の吉村桂充さんには2005年に大野慶人先生とともに出演させていただいた鏡花夢幻劇『瀧姫』以来久しぶりにお声をかけていただきました。

会場では、香本 博 絵画個展「遥かなる香本ブルー」が行われており、その素晴らしい空間の中で踊らせていただきました。

私の役どころは、永遠の童子。冒頭部分でDe Uさんの尺八が奏でる籟の宇宙の音に静かに耳を傾け場の空気を整えました。

その後、主宰の吉村桂充さんの地唄『鐘が岬』が舞われ観客を一気に異界にいざないます。

続いて私が、かぐやオーナーの一人井上芙美子さんが制作した童子の人形とコラボしながらどこか懐かしさを感じる世界を踊りました。(人形遣い奈々星)

そして、休憩をはさみ後半、最後にコロナ退散と平和を祈願する吉村桂充さんの「アマビエの恋」が舞われ、見るものは奥深い魂の宇宙にいざなわれました。その世界に天も呼応して天然の効果音の雷と雨音が舞台を盛り上げました。

終焉後、共に大野一雄舞踏研究所で学んだ夫妻との思わぬ再会や新たなお客様との出会いなどもあり皆様との交流も本当に大切な時間となりました。

お声をかけていただいた吉村桂充様、ご来場いただいたお客様、会を支えてくださったスタッフの皆様本当にありがとうございました。

白黒写真撮影:Chihaya Tanaka