さようなら栲さん

桜舞散る中、栲さんの訃報を聞いた。初めて栲さんにお会いしたのは、まだ、首くくり栲象と名乗る前のことだった。大野一雄先生が定期的にスタジオ公演をされていた時に観客としていらしていた栲さんを慶人先生から大切なお客様とお聞きしてお宅まで送らせていただいたのが、出会いの始まりであった。自宅に着くと「みていくかい」とおっしゃりその日の首くくりをはじめられた。のちに庭劇場と名付けられたその場所で、真夜中の暗闇の中で宙に浮く肉体をみたときにまるでシャガールの絵の世界が目の前に現れたような錯覚を覚えたことを今でも鮮明に思い出す。

それから栲さんとの長いおつきあいが始まった。一雄先生の介護をしているお礼だからとおっしゃり、二度の白州に美術として同行してくださり、ソロ公演「雅な鳩」でも美術を担当してくださった。

白州で黒沢美香さんとの出会い、加藤君がきっかけをつくってくれたとおりにふれて話してくださった。人に紹介してくださるときも「大野先生を介護していた」から「僕と美香の出会いのきっかけ」の加藤君にいつのまにか変わった。

二年前、栲さんから一緒にやろうと再び声をかけてくださり、初めて栲さんの首くくりと踊ることが出来た。「やりたい場所は、ありますか」とお聞きすると大野一雄舞踏研究所と即答された。慶人先生にこのことを相談すると快諾してくださり、公演「十」が実現した。この公演の中で栲さんは、7回の首くくりを行いまさに命のやり取りとなるような舞台を経験させていただいた。

公演「十」の十は、想いが混じり合う十字路の十でしたね。栲さんの肉体は消え去ってしまったけれど重なり合った思いは忘れることなく、私の中に生き続けます。

栲さん、今まで本当にありがとうございました。安らかな眠りにつかれますよう、お祈り申し上げます。

公演十集合写真
撮影:Hitomi Hasegawa
大切な思い出の1枚

 

 

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満員御礼ありがとうございました。旧正月バーティ@ チャンドラ・スーリヤ

去年、旧バラ荘で踊った時にいらしてくださった松坂さんのお店のチャンドラ・スーリヤでの旧正月バーティに多くのお客さまにいらしていただきありがとうございました。

舞踏と朗読(加藤道行:佐藤ユリカ:なめたえつこ:シンギングボウルおかべひろこ:無茶ぶりのレインスティックで加わったあべたかし GOLD& キラキラみさこのお二人)、朗読(関水たまこ)、コンサート(あべたかし GOLD& キラキラみさこ)という構成の中、甲冑武士(鎌倉もののふ隊)も加わるという出演者十人十色の混沌としたイベントでしたが、インドの神様の絵が見守ってくださる中、終わってみると皆が笑顔の素晴らしい会となりました‼

私たちのパートでは、あべたかし GOLD& キラキラみさこのレインスティックの音から始まり、なめかたえつこさんの朗読「石牟礼道子の苦海浄土から花の供養という一節」から大野一雄舞踏研修所の仲間の佐藤ユリカさんの笛「星めぐりのうたや庭の千草」の音と踊り、と踊り、そして、私の無我童子を題材にしたクウちゃんダンスを桜の花びらと共に3人で踊る中、おかべひろこさんのシンギングボウルが加わるという豪華なコラボレーションとなりました。

(撮影はHitomi Hasegawa)

お客さまは、ほとんどの方が舞踏を初めて見る方とのことでしたが、とてもあたたかい拍手いただけました。

主催の松坂さんからは、舞踏を初めてみるという高校生や大学生といった若い方々も感激してくださったといううれしいメッセをいただきました。

何とうれしいことに若い方も舞踏の稽古に行ってみたくなったこと。今度、若い方を連れて、上星川の稽古場にきてくださるそうです。うれしすぎる!!

最後に出演者の皆様、企画してくださった松坂さん本当にありがとうございました。

旧正月パーティのご案内

小田急線南林間駅近くのネパール料理のお店チャンドラ・スーリヤ主催の旧正月パーティに大野一雄舞踏研究所の研究生仲間なまためえつこさんと佐藤ユリカさんと出演します。オープンマイクもあり、参加型のイベントなの皆さん、ぜひ、遊びにいらしてください。料理もとってもおいしいですよ!!

2018年2月17日(土)

参加費無料 投げ銭制 ワンフードワンドリンクオーダー
18時から22時 なんでもアピールしてOK  チャンドラの新年会
music あべたかし GOLD& キラキラみさこ  舞踏 加藤道行 佐藤ゆりか なめかたえつこ
シンギングボウルおかべひろこ
actor 関水たまこ
てづくり甲冑の会 and more!

Mapは、こちら大きなスパーマーケットの向かい側です。

満員御礼-Soul Roseご来場ありがとうございました。

すこし時間がたってしまいましたが、Soul Roseご来場ありがとうございました。

舞踏を初めてみる飛び込みのお客さまも多く心地よい緊張感の中でスタート。とにかく、狭い空間なので、客入れパフォーマンスをお店の外からスタートしたところを鍵盤担当の但川由起さんに撮っていただきました。

畳半畳ほどの空間での踊りの始まりを撮った旧バラ荘のマスターのショット。

そして濃密なライブの様子をTANAKA CHIHAYAさんが記録してくださいました。(写真をクリックするとYouTubeへ)

 

終演後は、バラ荘でお酒をいただきながら初めて踊りを見てもらえた新しい研究所の仲間や舞踏所見の飛び込みの方などとじっくり感想をお聞きすることが出来、ライブバーならでの醍醐味を十分味あわせていただきました。

ご来場いただいた皆様、素敵な音楽を奏でてくれた河原ヒロシさんと但川由起さん素敵な写真を撮ってくれたさんそして、急なライブ企画を快く受け入れてくれた旧バラ荘のマスター相馬さん本当にありがとうございました。

 

 

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Soul Rose 魂の響き

書:久世亜紀

書:久世亜紀

久しぶりのバラ荘での踊り、久々の大野研のメンバーとの共演です。

薔薇をテーマに魂の響き大切に即興で踊ります。

Soul Rose

大野一雄舞踏研究所で学ぶ踊り手2人が、大野慶人先生の稽古の重要なモチーフ薔薇をテーマに即興で踊ります。そんな2人を、長年circustik orchestraのメンバーとして活躍してきた演奏者たちが、音楽で彩ります。

久世龍五郎/加藤道行(舞踏)
河原ヒロシ(パーカッション)
酒井俊介(ギター)
但川由起(ボイス)
久世亜紀(題字)

このライブは、投げ銭制となっています。但し入場チャージ料500円+ワンドリンクオーダーをお願いいたします。

日時:2017年10月1日土曜日20時Start

会場:旧バラ荘 横浜市中区 野毛町 1-12 電話045-515-7787

桜木町より徒歩4分京急日ノ出町駅より徒歩7分大きな提灯のある「野毛柳通り」です。

お問合せ・お申込み 加藤 電話/09093035035 Mail mi2chi2yu8ki@gmail.com

カラコロDance~認知症の方との即興的ダンスの試み@2017日本ダンス・セラピー協会学術研究大会

使用した小道具たち

使用した小道具たち

この一年試行錯誤しながら実践をつづけてきた「カラコロDance」~認知症の方との即興的ダンスの試み~を日本ダンス・セラピー協会第26回東京学術研究大会でワークショップ形式で発表させていただきました。

1.「呼吸」により心身をリラックスさせてお腹の底から声を出すようにする。
2.皆で声を響かせ合い場の一体感と安心感をつくっていく。
3.みんなで笑って心身をほぐしていく。
4.数か所だけ振り付けを決めて、後のパートは自由に踊っていただく。

という流れで普段現場で行っているワークを参加者の皆さんに体験していただきました。

思った以上に会場は、笑いに包まれ楽しい雰囲気でワークを行うことが出来ました。

参加された方からは、ワークに参加するなかで祈りを感じることが出来たという感想をいただけました。

普段大野慶人先生の舞踏の稽古において祈りをテーマに稽古をしているので、普段の稽古の積み重ねがこのようなワークにも反映されたと思いとてもうれしく思いました。

また、自分の模索してきた方向性に確信を持つことが出来ました。今回のワークショップを一つの通過点としてこれからもカラコロDanceのブラッシュアップに努めていきたいと思います。

最後に大会の運営に尽力された大会会長である照屋先生を始め他スタッフの皆様に篤くお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

ライブドローイング@長峰 歩個展 ご来場ありがとうございました。

撮影:Tanaka Chihaya

稽古場に長く通っている画家の長峰 歩さんの個展で、いただく機会をいただきました。

共演は、同じく稽古場に通っているピアニストの野々山明子さんでした。

場所は、数奇和という西荻窪にある雰囲気のあるギャラリー。

私たちの演奏と踊りをみながら、長峰さんがどんどんドローイングしていくという楽しくもエキサイティングな時間をご来場いただいた皆さんと共有できました。

撮影:Tanaka Chihaya

絵の中で踊ることは、舞台で踊るのとまた違う緊張感があり、難しいところもありましたが、得難い経験でした。

撮影:Tanaka Chihaya

ライブドローイングに挑む長峰さん、気合十分

撮影:Tanaka Chihaya

ライブ終了後は、お決まりの記念撮影、背景の絵の題名は「パレード」べたなポーズ取る私。

撮影:Tanaka Chihaya

お声をかけていただいた長峰さん、共演していただいた野々山さん、ご協力いただいたギャラリーの皆様、快く写真を提供してくださったちはやさん、そしてご来場いただいた皆様本当にありがとうございました。